元々はPC-6001をFPGAで実現しよう、のページだったのですが、P6のハード/ソフト関連全般を扱っています。
当ブログ内の解析記事、製作記事、改造記事などに関しては、素人によるものです。記事が誤っている可能性もありますので、使用する際には使用する方の責任でお願いします(当方では責任を持ちません)。
PC-6001F(FPGA版P6)関連
Ver.0235-0053
Ver.0234-0052
RGBコンバータ関連
RGBコンバータ(22)(ver4.2リリース)
RGBコンバータ(15)(DE0版ver3.2リリース)
RGBコンバータ(10)(リリース)
RGBコンバータ(1版の注意事項)
SD6031/SD6031WIF/SD6031Air/NANOCART/ROMEMU関連
イメージファイル選択プログラム(ver3.1)
ROMファイル選択プログラム(ver1.2)
FlashAir用イメージファイル選択アプリ(ver1.1)
SD6031/SD6031WIF用ファームウエア(ver1.25)
SD6031Air用ファームウエア(ver1.25)
ROMEMU用ファームウエア(ver1.25)
NANOCART用ファームウエア(ver1.25)
SD6031コマンド一覧(1)
SD6031コマンド一覧(2)
他機種→P6変換ソフト関連
倉庫番パーフェクト
TNT Bomb Bomb
らぷてっく
FANTIC / HolyKNIGHT
ReFIGHT / MELT DOWN / MELT DOWN(PC-6001mk2/PC-6601用)
ウルティマIV
アドベンチャー(Colossal Cave Adventure)日本語版 / 英語版
上海
ハイドライド3
ウィザードリィ1/2/3 / ウィザードリィ4 / ウィザードリィ5
PALADIN
魔法使いの妹子 / 魔法使いの妹子U
ザナドゥ / ザナドゥユーザデータコピー
ファンタジー / ファンタジー2 / ファンタジー3
マイトアンドマジック
イシターの復活
ポッキー
リトルバンパイア / イントルーダー / ランス / D.P.S. / あぶない天狗伝説
OLION80
ログイン版ドラゴンスレイヤー
表参道アドベンチャー
P6ソフト関連
エフォームンの境界を修正する
CARRYGAME改造
CARRYGAME でばぐ
OLION 2トリガ化
QUEST ディスク起動
66用ロードランナーの外付けドライブ起動
66用コロニーオデッセイをmk2などで動かす
XOR でばぐ
HEARTMONS でばぐ
アステロイドチューブ でばぐ
南青山アドベンチャー カラー化
その他の記事は、カテゴリーから検索して下さい。
2040年01月01日
2022年12月24日
倉庫番など
一気に2本リリースしました。
ちなみに動作画面は次のような感じです。





途中まで作っていて、中断しているのがこんな感じです。




某RPGの方は何で止めたかよく覚えていませんが...画像が出るイベントを全部調べないといけないなー、戦闘がダルいなー、と思って止めたような。
某シューティングは、動作速度が遅いのと、背景の表示方法が気に入らなかった事が原因です。
背景表示にページ切り替えを使っていたんですが、画面のちらつきがひどいので、ちょっとボツかなーと。速度に関しても、88上で 8MHz のやつを3.58MHzで動かす事に無理があったのかなーと思います。
ただこのシューティングに関しては、アックスフレーム方式(1ライン飛ばし)にすると、背景も表示できて、動作も速くなるので、次はこれを試そうかと思っています。来年になりますが。
ちなみに動作画面は次のような感じです。





途中まで作っていて、中断しているのがこんな感じです。




某RPGの方は何で止めたかよく覚えていませんが...画像が出るイベントを全部調べないといけないなー、戦闘がダルいなー、と思って止めたような。
某シューティングは、動作速度が遅いのと、背景の表示方法が気に入らなかった事が原因です。
背景表示にページ切り替えを使っていたんですが、画面のちらつきがひどいので、ちょっとボツかなーと。速度に関しても、88上で 8MHz のやつを3.58MHzで動かす事に無理があったのかなーと思います。
ただこのシューティングに関しては、アックスフレーム方式(1ライン飛ばし)にすると、背景も表示できて、動作も速くなるので、次はこれを試そうかと思っています。来年になりますが。
倉庫番パーフェクト(ver1.00リリース)
倉庫番パーフェクト for P6
88版→P6SRへの変換ツールをリリースします。
sbp_p6.zip
説明などは、同梱のドキュメントを参照して下さい。
エミュレータでは、
PC-6001VW ver4.00(2022/02/19)
PC-6001V ver1.25
PC-6001VX ver4.00-beta2
で動作確認をしています。
ただし、PC-6001V/PC-6001VX では、BGMのテンポが遅くなっています。
(エミュレータ側の問題のようです)
88版→P6SRへの変換ツールをリリースします。
sbp_p6.zip
説明などは、同梱のドキュメントを参照して下さい。
エミュレータでは、
PC-6001VW ver4.00(2022/02/19)
PC-6001V ver1.25
PC-6001VX ver4.00-beta2
で動作確認をしています。
ただし、PC-6001V/PC-6001VX では、BGMのテンポが遅くなっています。
(エミュレータ側の問題のようです)
TNT BombBomb(ver1.00リリース)
TNT BombBomb for P6
88版→P6SRへの変換ツールをリリースします。
tnt_p6.zip
説明などは、同梱のドキュメントを参照して下さい。
エミュレータでは、
PC-6001VW ver4.00(2022/02/19)
PC-6001V ver1.25
PC-6001VX ver4.00-beta2
で動作確認をしています。
88版→P6SRへの変換ツールをリリースします。
tnt_p6.zip
説明などは、同梱のドキュメントを参照して下さい。
エミュレータでは、
PC-6001VW ver4.00(2022/02/19)
PC-6001V ver1.25
PC-6001VX ver4.00-beta2
で動作確認をしています。
2022年12月22日
RGBコンバータ(22)(ver4.2リリース)
RGBコンバータ(22)(ver4.2リリース)
RGBコンバータの新しいバージョンをリリースします。
外付けSRAMが必要なバージョンです(ばくてんさんの所で売っている分です)。
怪しいCycloneIIボード1版:221222_01_c2_ver42.zip
怪しいCycloneIIボード2版:221222_01_c2_r_ver42.zip
○ver4.1→ver4.2変更点
1)SRAMへの信号の駆動能力の修正(一部間違えていたため)
RGBコンバータの新しいバージョンをリリースします。
外付けSRAMが必要なバージョンです(ばくてんさんの所で売っている分です)。
怪しいCycloneIIボード1版:221222_01_c2_ver42.zip
怪しいCycloneIIボード2版:221222_01_c2_r_ver42.zip
○ver4.1→ver4.2変更点
1)SRAMへの信号の駆動能力の修正(一部間違えていたため)
2022年07月04日
PC-6011回路図
PC-6011の回路図
修正版をアップします。
写真だけでは判別できない部分がありますので、間違っている可能性があります。
(ICの下の配線は見えないので)
回路図の説明に関しても、加筆/修正しています。
PC-6011回路図


○1枚目
3つのスロットにP6からの信号をばらまいている回路です。
通常の信号は、ほとんどP6の拡張コネクタから出ている線がそのまま3つの拡張スロットに繋がっています。
違うのは以下の4種類の信号です。
・アドレスバス
74LS367 を使って、ドライブし直しています。
データバスには、ドライバは入っていません(8255に接続されている方はドライバが入っている)。
・nCS3、nCS2
74LS125 を使って、ドライブし直しています。
ドライバを入れている理由や、ドライバの回路などについてはよくわかりません。
(回路に関しては、合っているかどうかも不明)
・nDRD2
CPUCLK で叩き直しています。
アドレスバスにドライバを挿入しているため、その遅延で誤動作をするのを防ぐ目的だと思われます。
・MSW1、MSW2
カートリッジの抜き挿し時に、電源がOFFになるようにする信号です。
3つの拡張スロットが、それぞれ
○基板が挿さっていない
○挿している基板のMSW1とMSW2の信号がつながっている
のどちらかを満たしている場合にのみ、MSW1とMSW2が導通するような回路になっています。
もしPC-6011を自作する場合は、
○アドレスバス、nCS3、nCS2、にはドライバを入れる。
74LS244/74LS245でもよさそうだが、74LS367の方が駆動能力が大きい。
(244/245はIOL=-24mA、367はIOL=-32mA)
○nDRD2をCPUCLKで叩き直す。
○MSW1、MSW2は、P6からの信号をそのまま全てのスロットに接続する。
(PC-6011上では、MSW1とMSW2は導通させない)
○その他の信号線は、すべてP6からの信号をそのまま全てのスロットに接続。
でいいかなと思います。
○2枚目
フロッピードライブとのI/Fの回路です。
以前に公開した予想図と、論理的には同じようです。
やっている事は、
A7-4 = 1101、nIORQ = "L"、nRD = "L" の時に、8255から読み出す。
A7-4 = 1101、nIORQ = "L"、nWR = "L" の時に、8255から読み出す。
です。
CPUから見ると、
I/Oポートの0xD0〜0xD3から読み出すと、8255からデータを読み出す。
I/Oポートの0xD0〜0xD3に書き込むと、8255へデータを書き込む。
の動作をします(0xD4〜0xD7への読み書きも同様の動きになります。いわゆるイメージです)。
8255のA/B/Cポートについては、P6の回路と同じはずです(基板のパターンも追えないので未確認です)。
修正版をアップします。
写真だけでは判別できない部分がありますので、間違っている可能性があります。
(ICの下の配線は見えないので)
回路図の説明に関しても、加筆/修正しています。
PC-6011回路図
○1枚目
3つのスロットにP6からの信号をばらまいている回路です。
通常の信号は、ほとんどP6の拡張コネクタから出ている線がそのまま3つの拡張スロットに繋がっています。
違うのは以下の4種類の信号です。
・アドレスバス
74LS367 を使って、ドライブし直しています。
データバスには、ドライバは入っていません(8255に接続されている方はドライバが入っている)。
・nCS3、nCS2
74LS125 を使って、ドライブし直しています。
ドライバを入れている理由や、ドライバの回路などについてはよくわかりません。
(回路に関しては、合っているかどうかも不明)
・nDRD2
CPUCLK で叩き直しています。
アドレスバスにドライバを挿入しているため、その遅延で誤動作をするのを防ぐ目的だと思われます。
・MSW1、MSW2
カートリッジの抜き挿し時に、電源がOFFになるようにする信号です。
3つの拡張スロットが、それぞれ
○基板が挿さっていない
○挿している基板のMSW1とMSW2の信号がつながっている
のどちらかを満たしている場合にのみ、MSW1とMSW2が導通するような回路になっています。
もしPC-6011を自作する場合は、
○アドレスバス、nCS3、nCS2、にはドライバを入れる。
74LS244/74LS245でもよさそうだが、74LS367の方が駆動能力が大きい。
(244/245はIOL=-24mA、367はIOL=-32mA)
○nDRD2をCPUCLKで叩き直す。
○MSW1、MSW2は、P6からの信号をそのまま全てのスロットに接続する。
(PC-6011上では、MSW1とMSW2は導通させない)
○その他の信号線は、すべてP6からの信号をそのまま全てのスロットに接続。
でいいかなと思います。
○2枚目
フロッピードライブとのI/Fの回路です。
以前に公開した予想図と、論理的には同じようです。
やっている事は、
A7-4 = 1101、nIORQ = "L"、nRD = "L" の時に、8255から読み出す。
A7-4 = 1101、nIORQ = "L"、nWR = "L" の時に、8255から読み出す。
です。
CPUから見ると、
I/Oポートの0xD0〜0xD3から読み出すと、8255からデータを読み出す。
I/Oポートの0xD0〜0xD3に書き込むと、8255へデータを書き込む。
の動作をします(0xD4〜0xD7への読み書きも同様の動きになります。いわゆるイメージです)。
8255のA/B/Cポートについては、P6の回路と同じはずです(基板のパターンも追えないので未確認です)。
2022年07月03日
PC-6011回路図(途中版)
PC-6011の回路図
基板の写真の表裏がいろいろアップされたので、とりあえず途中まで作りました。
PC-6011回路図(途中版)

フロッピーのI/F部分以外は大体書けているかと思います。
通常の信号は、ほとんどP6の拡張コネクタから出ている線がそのまま3つの拡張スロットに繋がっています。
違うのは以下の3種類の信号です。
・アドレスバス
74LS367 を使って、ドライブし直しています。
データバスには、ドライバは入っていません。
・nCS3、nCS2
74LS125 を使って、ドライブし直しています。
・MSW1、MSW2
カートリッジの抜き挿し時に、電源がOFFになるようにする信号です。
3つの拡張スロットが、それぞれ
○基板が挿さっていない
○挿している基板のMSW1とMSW2の信号がつながっている
のどちらかを満たしている場合にのみ、MSW1とMSW2が導通するような回路になっています。
もしPC-6011を自作する場合は、
○アドレスバス、nCS3、nCS2、にはドライバを入れる。
74LS244/74LS245でもよさそうだが、74LS367の方が駆動能力が大きい。
(244/245はIOL=-24mA、367はIOL=-32mA)
○MSW1、MSW2は、P6からの信号をそのまま全てのスロットに接続。
(PC-6011上では、MSW1とMSW2は導通させない)
○その他の信号線は、すべてP6からの信号をそのまま全てのスロットに接続。
でいいかなと思います。
フロッピーのI/F部分は、以前に勝手に予想した回路図と多少違うようです(本質的には同じ)。74LS74 が入っているのがちょっと気になる...
基板の写真の表裏がいろいろアップされたので、とりあえず途中まで作りました。
PC-6011回路図(途中版)
フロッピーのI/F部分以外は大体書けているかと思います。
通常の信号は、ほとんどP6の拡張コネクタから出ている線がそのまま3つの拡張スロットに繋がっています。
違うのは以下の3種類の信号です。
・アドレスバス
74LS367 を使って、ドライブし直しています。
データバスには、ドライバは入っていません。
・nCS3、nCS2
74LS125 を使って、ドライブし直しています。
・MSW1、MSW2
カートリッジの抜き挿し時に、電源がOFFになるようにする信号です。
3つの拡張スロットが、それぞれ
○基板が挿さっていない
○挿している基板のMSW1とMSW2の信号がつながっている
のどちらかを満たしている場合にのみ、MSW1とMSW2が導通するような回路になっています。
もしPC-6011を自作する場合は、
○アドレスバス、nCS3、nCS2、にはドライバを入れる。
74LS244/74LS245でもよさそうだが、74LS367の方が駆動能力が大きい。
(244/245はIOL=-24mA、367はIOL=-32mA)
○MSW1、MSW2は、P6からの信号をそのまま全てのスロットに接続。
(PC-6011上では、MSW1とMSW2は導通させない)
○その他の信号線は、すべてP6からの信号をそのまま全てのスロットに接続。
でいいかなと思います。
フロッピーのI/F部分は、以前に勝手に予想した回路図と多少違うようです(本質的には同じ)。74LS74 が入っているのがちょっと気になる...
2022年05月17日
初代機の回路違い
初代機の回路違いについて
現在、初代機は2台所有しているのですが、それ以外に基板だけのものを1枚持っています。
これは以前に基板だけのものをオークションで落としたものなのですが...
今回、RGBコンバータを設計するときに、この基板を動かそうとしたのですが、何かおかしい動作をします。
結局、サブCPUが死んでたのですが、それ以外に電源投入で点灯するキーボード上のLEDが点灯しません。
調べてみると、このLEDを点灯させる回路自体が違う事がわかりました。
通常の基板(表)

通常の基板(裏)

バージョン違いの基板(表)

バージョン違いの基板(裏)

赤い矢印の部分が違います。回路図では以下の通り。
通常の基板の回路図

バージョン違いの基板の回路図

キーボードの X10 への電圧が、"0V"と"5V"で違っています。
このバージョン違いの基板に刺さっていた、キーボードの回路はどうなっていたんでしょうか?
0V が与えられないため、LEDを点けるのが難しいような気がします。
現在、初代機は2台所有しているのですが、それ以外に基板だけのものを1枚持っています。
これは以前に基板だけのものをオークションで落としたものなのですが...
今回、RGBコンバータを設計するときに、この基板を動かそうとしたのですが、何かおかしい動作をします。
結局、サブCPUが死んでたのですが、それ以外に電源投入で点灯するキーボード上のLEDが点灯しません。
調べてみると、このLEDを点灯させる回路自体が違う事がわかりました。
通常の基板(表)

通常の基板(裏)

バージョン違いの基板(表)

バージョン違いの基板(裏)

赤い矢印の部分が違います。回路図では以下の通り。
通常の基板の回路図

バージョン違いの基板の回路図

キーボードの X10 への電圧が、"0V"と"5V"で違っています。
このバージョン違いの基板に刺さっていた、キーボードの回路はどうなっていたんでしょうか?
0V が与えられないため、LEDを点けるのが難しいような気がします。
SRのFM音源のタイマを使う
FM音源(YM2203)を使用する時の話です。
SRにはFM音源のYM2203が搭載されています。YM2203 には、一定間隔を数える、2つのタイマA/B があります。
PC-88などでは、タイマが満了すると、割り込み信号をアクティブにして、CPUに知らせてくれるのですが、mk2SR/66SR では、この割り込み信号が接続されておらず、残念なことになっています。
なので、タイマA/B は全く使えないと思っていたのですが、工夫次第でほぼ同程度の事ができます(既知かもしれませんが)。
やり方は以下の通りです。
・ポート0xA3 を読み出す。
このポートは、YM2203のステータスレジスタで、読み出される以下の通り。
b7:busy時、"1"
b1:タイマBオーバーフロー時、"1"
b0:タイマAオーバーフロー時、"1"
このポート0xA3 を、P6のタイマ割り込みで一定間隔で読み出せば、疑似タイマ割り込みが出来ます。
実際のプログラムでは、以下のような実装になるかと思います。
(タイマ割り込みなので、他のものが多いです)
最後の方のサウンド割り込みが、それになります。
タイマA/Bのいずれかが満了していれば、下位2ビットが00以外なので、$9120 を CALL します。
通常、BGMを鳴らすルーチンが長いことが多いので、割り込みルーチンに入ると、フラグを立てて、割り込みを解除する事が多いです。
上記の場合、$9120 からのルーチンでは、最初に、($8a14) に、$02 を設定して、ei をしています。
BGMのルーチンの終了時に、($8a14) に、$05 を設定して終了しています。
SRにはFM音源のYM2203が搭載されています。YM2203 には、一定間隔を数える、2つのタイマA/B があります。
PC-88などでは、タイマが満了すると、割り込み信号をアクティブにして、CPUに知らせてくれるのですが、mk2SR/66SR では、この割り込み信号が接続されておらず、残念なことになっています。
なので、タイマA/B は全く使えないと思っていたのですが、工夫次第でほぼ同程度の事ができます(既知かもしれませんが)。
やり方は以下の通りです。
・ポート0xA3 を読み出す。
このポートは、YM2203のステータスレジスタで、読み出される以下の通り。
b7:busy時、"1"
b1:タイマBオーバーフロー時、"1"
b0:タイマAオーバーフロー時、"1"
このポート0xA3 を、P6のタイマ割り込みで一定間隔で読み出せば、疑似タイマ割り込みが出来ます。
実際のプログラムでは、以下のような実装になるかと思います。
(タイマ割り込みなので、他のものが多いです)
;
; タイマ割り込み
; (1/1200秒割込み)
;
INTTIMER:
push af
ld a,(TIMERCNT)
inc a
and $0f
ld (TIMERCNT),a
jr nz,.next1
ld a,$06
call SETSUBCPU ; ゲームキー呼び出し
.next1:
ld a,(KEYCNT)
inc a
and $ff
ld (KEYCNT),a
jr nz,.next2
xor a
ld (KEYDATA),a ; タイマ満了時、キーバッファクリア
.next2:
;
; 1/600秒割り込み処理
;
ld a,(TIMERON)
or a
jr z,.next3
ld a,(TIMCNT600)
inc a
and $01
ld (TIMCNT600),a
call z,$8d84 ; 1/600秒割り込み
.next3:
ld a,(BGMON)
or a
jr z,.end
; YM-2203 TIMER割り込み
;
ld a,($8a14) ; 割り込みレベル
cp $05
jr c,.end
in a,($a3)
and $03
call nz,$9120 ; サウンド割り込み
.end:
pop af
ei
ret
TIMERCNT:
db $00
TIMCNT600:
db $00
最後の方のサウンド割り込みが、それになります。
タイマA/Bのいずれかが満了していれば、下位2ビットが00以外なので、$9120 を CALL します。
通常、BGMを鳴らすルーチンが長いことが多いので、割り込みルーチンに入ると、フラグを立てて、割り込みを解除する事が多いです。
上記の場合、$9120 からのルーチンでは、最初に、($8a14) に、$02 を設定して、ei をしています。
BGMのルーチンの終了時に、($8a14) に、$05 を設定して終了しています。
2022年04月08日
RGBコンバータ(22)
-5V電源問題で、電源が正常になったのはいいのですが、コンパレータの挙動が変わってしまって、今の回路&ファームウェアでは正常動作しないようです。
ちょっと時間が取れない状況になっているので、正常版はもう少し後になりそうです。
ROMEMU+NandemoP6ROM がかなり便利なので、この辺りも何とかしたいんですけどー。
2022年03月19日
P6の-5V電源についての注意点
P6の-5V電源についての注意点
P6には、拡張コネクタに出力している電源が4種類あります。+5V、+12V、-5V、-12V ですが、このうち、+5V、+12V、-12V は電源ユニット内で生成されています。
残りの -5V は、メイン基板上で、以下のような回路で生成されています。

この回路は、P6 の全機種でほぼ同じ回路です。
ツェナーダイオードの諸元はわかりませんが、多分ツェナー電圧が5V程度だと思われます。
この回路だと、-5V に流せる電流は
(12-5)/150 = 47mA
程度で、それ以上流すと電圧が 0V に近くなってきます。
今回、そのままコンバータにこの -5V を使ったのですが、実測値では、-3.26V まで下がりました。
この -5V は、P6内部と拡張RAMの DRAM の電源に使われていますが、消費電流がすごく小さいので上のような回路になっているのだと思われます。
そのため、その他の用途で使用される事を想定していないので、使用時には注意が必要です。
P6には、拡張コネクタに出力している電源が4種類あります。+5V、+12V、-5V、-12V ですが、このうち、+5V、+12V、-12V は電源ユニット内で生成されています。
残りの -5V は、メイン基板上で、以下のような回路で生成されています。
この回路は、P6 の全機種でほぼ同じ回路です。
ツェナーダイオードの諸元はわかりませんが、多分ツェナー電圧が5V程度だと思われます。
この回路だと、-5V に流せる電流は
(12-5)/150 = 47mA
程度で、それ以上流すと電圧が 0V に近くなってきます。
今回、そのままコンバータにこの -5V を使ったのですが、実測値では、-3.26V まで下がりました。
この -5V は、P6内部と拡張RAMの DRAM の電源に使われていますが、消費電流がすごく小さいので上のような回路になっているのだと思われます。
そのため、その他の用途で使用される事を想定していないので、使用時には注意が必要です。
RGBコンバータ(21)(初代機用回路図ver2)
RGBコンバータ(21)
初代機用の回路図の本体側を一部修正しました。
元の回路図では、-5V を P6の -5V から直接取っていたものを、-12Vの電源からレギュレータを使って変換するように変更しました。
P6 の -5V の電源端子は使ってはいけない(?)電源だったようです。理由は後述します。
初代機用RGBコンバータ回路図ver2(本体側)

P6内部から -12V を取る必要がありますが、RS-232Cのコネクタが分かりやすいです。
-12V 取り込み箇所

赤い矢印の箇所です。
基板の表から見ると、以下の部分に当たります。

使用しているレギュレータ、コンパレータは、秋月電子で購入できます。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03972/
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10028/
外付け側の回路図は変更ありません。
初代機用の回路図の本体側を一部修正しました。
元の回路図では、-5V を P6の -5V から直接取っていたものを、-12Vの電源からレギュレータを使って変換するように変更しました。
P6 の -5V の電源端子は使ってはいけない(?)電源だったようです。理由は後述します。
初代機用RGBコンバータ回路図ver2(本体側)
P6内部から -12V を取る必要がありますが、RS-232Cのコネクタが分かりやすいです。
-12V 取り込み箇所

赤い矢印の箇所です。
基板の表から見ると、以下の部分に当たります。

使用しているレギュレータ、コンパレータは、秋月電子で購入できます。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03972/
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10028/
外付け側の回路図は変更ありません。
2022年03月13日
RGBコンバータ(20)(初代機用実装について2)
RGBコンバータ(20)(外付け側実装)
RGBコンバータの初代機用実装について、私が行った方法を紹介します、の続きです。
外付け側も回路図を実装すればいいのですが、mk2/SR用のFPGAコンバータの基板をベースに改造しました。
!!!注意!!!
改造した結果、元の回路や今の回路が動かなくなるかもしれません。
自己責任でお願いします。
FPGAコンバータ改造箇所

順を追って説明します。
1)74LCX245の2ピンをFPGAボードの4ピンに接続する
入力信号を1本増やすためのものです。
2)74LCX245の18ピンがGNDにつながっているので、それをカットする。
入力信号を1本増やすためのものです。
3)74LCX245の18ピンを 1KΩ でプルダウンする。
mk2/SR用で使用する際に、入力オープンになるのを防ぐものです。
4)74LCX245の11〜18ピンに、本体側からの信号を入力すれば完了です。
4)を実現するために、別にコネクタを設けても構わないのですが、今回は既に実装されている、DIN8PINの部分を改造して、信号を9本通すという無茶をしてみました。ピン数が足りないので、DIN8PINのケースも使用しています。
改造方法は以下の通りです。
1)FPGAコンバータのDIN8PINを外す。
これが結構大変です。以下のようにしましたが、コツと慣れが必要です。
・100Wのはんだごてを使う。
・ハンダ付け部分にハンダを盛る。
・コネクタの複数のピンを温める。
・コネクタと基板にドライバーを差し込んで、徐々に抜く。
2)DIN8PINの2ピンがGNDに接続されているので、それをカットする。
基板の表と裏の両方にあるので、両方ともカットする必要があります。
あと、この改造をした場合、通常のmk2/SRで使用しているケーブルも
・線を1本追加して DIN8PIN のケース同士を接続する
・2ピンをDIN8PIN のケースに接続する
のいずれかの加工が必要になります。
初代機からの出力がDIN8PINで出せれば、ケーブルも含めて完全に共用できたんですが、穴のサイズが小さかったので、DIN8PIN が使えませんでした。
RGBコンバータの初代機用実装について、私が行った方法を紹介します、の続きです。
外付け側も回路図を実装すればいいのですが、mk2/SR用のFPGAコンバータの基板をベースに改造しました。
!!!注意!!!
改造した結果、元の回路や今の回路が動かなくなるかもしれません。
自己責任でお願いします。
FPGAコンバータ改造箇所
順を追って説明します。
1)74LCX245の2ピンをFPGAボードの4ピンに接続する
入力信号を1本増やすためのものです。
2)74LCX245の18ピンがGNDにつながっているので、それをカットする。
入力信号を1本増やすためのものです。
3)74LCX245の18ピンを 1KΩ でプルダウンする。
mk2/SR用で使用する際に、入力オープンになるのを防ぐものです。
4)74LCX245の11〜18ピンに、本体側からの信号を入力すれば完了です。
4)を実現するために、別にコネクタを設けても構わないのですが、今回は既に実装されている、DIN8PINの部分を改造して、信号を9本通すという無茶をしてみました。ピン数が足りないので、DIN8PINのケースも使用しています。
改造方法は以下の通りです。
1)FPGAコンバータのDIN8PINを外す。
これが結構大変です。以下のようにしましたが、コツと慣れが必要です。
・100Wのはんだごてを使う。
・ハンダ付け部分にハンダを盛る。
・コネクタの複数のピンを温める。
・コネクタと基板にドライバーを差し込んで、徐々に抜く。
2)DIN8PINの2ピンがGNDに接続されているので、それをカットする。
基板の表と裏の両方にあるので、両方ともカットする必要があります。
あと、この改造をした場合、通常のmk2/SRで使用しているケーブルも
・線を1本追加して DIN8PIN のケース同士を接続する
・2ピンをDIN8PIN のケースに接続する
のいずれかの加工が必要になります。
初代機からの出力がDIN8PINで出せれば、ケーブルも含めて完全に共用できたんですが、穴のサイズが小さかったので、DIN8PIN が使えませんでした。
RGBコンバータ(19)(初代機用実装について1)
RGBコンバータ(19)(本体側実装)
RGBコンバータの初代機用実装について、私が行った方法を紹介します。
まず、初代機用RGBコンバータ回路図(本体側)を組み立てます。
初代機用RGBコンバータ基板(本体側)

基板を継ぎ足していますが、大きいサイズの基板がたまたまなかっただけです。
この基板をRS-232Cボードの部分に装着します。
基板は、本体内にネジ止めします。ネジが1か所のため、RS-232Cのコネクタ用の穴に基板サイズをぴったり合わせないと、使っている時にぐらつきます。
実際に装着したのがこちら。
コンバータ基板装着(本体内部)

下側のネジ1本で本体に固定しています。
コンバータ基板装着(コネクタ側)

コネクタの穴と、基板の横幅がぴったり合っています。これで使っている時もぐらつきません。
この基板に入力する信号線ですが、初代機の基板の裏のRFコンバータの足に直接はんだ付けして引き出す必要があります。
初代機の基板を取り出すには、以下のように行うといいでしょう。
!!!!!注意!!!!!
作業時に、感電のおそれがあります。
初代機は電源ユニットがむき出しです。さらに電源スイッチもむき出しです。
作業する時は必ずコンセントを抜いて、電源を切って、少し時間をおいてから作業して下さい。
自己責任でお願いします。
1)本体裏のネジを外します(5か所)
2)本体の上蓋を外し、スピーカーのコネクタを外します。
3)キーボードのコネクタを外し、キーボードを外します。
4)本体内の金属板のネジを外します(6か所)。
右上のネジは、電源スイッチの下にあるので、電源スイッチを上にずらして外す必要があります。
5)右のトランス(大きい金属の円筒)を止めているネジを外します(4か所)。
6)電源ユニットのコネクタを外します(3か所)。他のコネクタは外さないようにして下さい。
4)5)6)は以下の写真を参考にして下さい。
4)の6か所は赤矢印、5)の4か所は紫矢印、6)の3か所は緑矢印で示しています。
本体内部1

7)金属板を上に動かすと、電源ユニットごと外れて、下の基板が外れるようになります。
このまま基板だけを抜き取ります。
本体内部2

8)基板を裏向けて、RFモジュレータの足から、信号を取り出します。
RFモジュレータの足は、上から
+12V、+5V、-5V、GND、3.58MHz、B-Y、CHB、R-Y、Y
です。今回は、+12V と CHB は使っていません。
信号取り出し1

9)基板を元の位置に戻します。プリンタのクリップやボリュームが引っ掛かるので注意が必要です。
取り出した信号線が基板の左から出すといいでしょう。
信号取り出し2

10)後は、金属板を元の位置に戻して、逆の手順で組み立てて下さい。
RGBコンバータの初代機用実装について、私が行った方法を紹介します。
まず、初代機用RGBコンバータ回路図(本体側)を組み立てます。
初代機用RGBコンバータ基板(本体側)

基板を継ぎ足していますが、大きいサイズの基板がたまたまなかっただけです。
この基板をRS-232Cボードの部分に装着します。
基板は、本体内にネジ止めします。ネジが1か所のため、RS-232Cのコネクタ用の穴に基板サイズをぴったり合わせないと、使っている時にぐらつきます。
実際に装着したのがこちら。
コンバータ基板装着(本体内部)

下側のネジ1本で本体に固定しています。
コンバータ基板装着(コネクタ側)

コネクタの穴と、基板の横幅がぴったり合っています。これで使っている時もぐらつきません。
この基板に入力する信号線ですが、初代機の基板の裏のRFコンバータの足に直接はんだ付けして引き出す必要があります。
初代機の基板を取り出すには、以下のように行うといいでしょう。
!!!!!注意!!!!!
作業時に、感電のおそれがあります。
初代機は電源ユニットがむき出しです。さらに電源スイッチもむき出しです。
作業する時は必ずコンセントを抜いて、電源を切って、少し時間をおいてから作業して下さい。
自己責任でお願いします。
1)本体裏のネジを外します(5か所)
2)本体の上蓋を外し、スピーカーのコネクタを外します。
3)キーボードのコネクタを外し、キーボードを外します。
4)本体内の金属板のネジを外します(6か所)。
右上のネジは、電源スイッチの下にあるので、電源スイッチを上にずらして外す必要があります。
5)右のトランス(大きい金属の円筒)を止めているネジを外します(4か所)。
6)電源ユニットのコネクタを外します(3か所)。他のコネクタは外さないようにして下さい。
4)5)6)は以下の写真を参考にして下さい。
4)の6か所は赤矢印、5)の4か所は紫矢印、6)の3か所は緑矢印で示しています。
本体内部1

7)金属板を上に動かすと、電源ユニットごと外れて、下の基板が外れるようになります。
このまま基板だけを抜き取ります。
本体内部2

8)基板を裏向けて、RFモジュレータの足から、信号を取り出します。
RFモジュレータの足は、上から
+12V、+5V、-5V、GND、3.58MHz、B-Y、CHB、R-Y、Y
です。今回は、+12V と CHB は使っていません。
信号取り出し1

9)基板を元の位置に戻します。プリンタのクリップやボリュームが引っ掛かるので注意が必要です。
取り出した信号線が基板の左から出すといいでしょう。
信号取り出し2

10)後は、金属板を元の位置に戻して、逆の手順で組み立てて下さい。
2022年03月11日
RGBコンバータ(18)(ver41リリース)
RGBコンバータ(18)(ver4.1リリース)
RGBコンバータの新しいバージョンをリリースします。
外付けSRAMが必要なバージョンです(ばくてんさんの所で売っている分です)。
怪しいCycloneIIボード1版:c2_ver41.zip
怪しいCycloneIIボード2版:c2_r_ver41.zip
○ver4.0→ver4.1変更点
1)mk2以降での色コード0x01〜0x07の発色の変更
青紫、橙、赤紫、青緑、空色、黄緑、灰色の発色を変更しました。
(色がヘンだったので)
2)初代機での出力安定の回路の追加
RGBコンバータの新しいバージョンをリリースします。
外付けSRAMが必要なバージョンです(ばくてんさんの所で売っている分です)。
怪しいCycloneIIボード1版:c2_ver41.zip
怪しいCycloneIIボード2版:c2_r_ver41.zip
○ver4.0→ver4.1変更点
1)mk2以降での色コード0x01〜0x07の発色の変更
青紫、橙、赤紫、青緑、空色、黄緑、灰色の発色を変更しました。
(色がヘンだったので)
2)初代機での出力安定の回路の追加
2022年03月05日
RGBコンバータ(17)(初代機用回路図)
RGBコンバータ(17)
初代機用の回路図をアップします。
初代機用RGBコンバータ回路図(本体側)

RS-232C出力用の場所と穴を使って、本体側の回路を実装します。
使用しているIC(コンパレータ)は、秋月電子で購入できます。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10028/
初代機用RGBコンバータ回路図(外付側)

外付け側は、現在のmk2以降用のRGBコンバータを利用しています。
P6からRGBコンバータへの信号線を1本追加しています。
そのため、今のままのでは使用できず、何らかの改造が必要になります。
改造方法などの実装方法は、また別の記事で。
初代機用の回路図をアップします。
初代機用RGBコンバータ回路図(本体側)
RS-232C出力用の場所と穴を使って、本体側の回路を実装します。
使用しているIC(コンパレータ)は、秋月電子で購入できます。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10028/
初代機用RGBコンバータ回路図(外付側)
外付け側は、現在のmk2以降用のRGBコンバータを利用しています。
P6からRGBコンバータへの信号線を1本追加しています。
そのため、今のままのでは使用できず、何らかの改造が必要になります。
改造方法などの実装方法は、また別の記事で。
RGBコンバータ(16)(ver40リリース)
RGBコンバータ(16)(ver4.0リリース)
RGBコンバータの新しいバージョンをリリースします。
外付けSRAMが必要なバージョンです(ばくてんさんの所で売っている分です)。
怪しいCycloneIIボード1版: c2_ver40.zip
怪しいCycloneIIボード2版: c2_r_ver40.zip
○変更点
1)VGA側の解像度 640x480 と 1280x1024 を選択できるようにした。
以前のバージョンでは、FPGAにデータを書き込んだ時に決まっていたのですが、
それを後から選択できるようにしました。
FPGA上のプッシュSWを長押しすることで、解像度が選択できます。
またRGBコンバータが起動した時(デフォルト)は、640x480 で起動します。
デフォルトを 1280x1024 にしたい時は、FPGAボードの pin104 をGNDに落として下さい。
隣のピンがGNDなので、ショートピンを繋ぐことで、デフォルトが変更されます。
2)初代機対応
初代機をRGB出力が出来るようになります。
ただし、追加で別回路(別基板)と、現在のRGBコンバータの回路の
一部変更が必要になります。
初代機を映さないのであれば、改造などは必要ありません。
具体的な内容に関しては、後日掲載します。
3)色にじみモードの表示回路の一部修正
4)外付けRAMとのタイミングの修正
以下は前バージョンから同じ文言です。
怪しいCycloneIIのみのリリースとなります。
怪しいCycloneIIボードが、1と2の二つありますが、73ピンのパワーオンリセットの回路のみが違うものがあります。
ボード1:電源投入時、L→H
ボード2:電源投入時、H→L
基板の裏をよーく見るとわかるんですが、面倒な場合はどちらか動く方を使用して下さい。
(リセットが違うので、別バージョンのものを書き込むと、ボタンを押してもLEDが点灯しません)
・使い方
ボードに電源を供給して、mk2/66/mk2SR/66SRを起動すると、普通に表示されます。
mk2SR/66SR使用時は、クロック出力を3.58MHzの方にして下さい(普通はこちらになっています)。
・怪しいCycloneIIボード版
ボード上のプッシュスイッチを押すと、にじみが出せます。
プッシュスイッチを押す毎に、にじみなし→赤青→青赤→桃緑→緑桃→にじみなし、となります。
RGBコンバータの新しいバージョンをリリースします。
外付けSRAMが必要なバージョンです(ばくてんさんの所で売っている分です)。
怪しいCycloneIIボード1版: c2_ver40.zip
怪しいCycloneIIボード2版: c2_r_ver40.zip
○変更点
1)VGA側の解像度 640x480 と 1280x1024 を選択できるようにした。
以前のバージョンでは、FPGAにデータを書き込んだ時に決まっていたのですが、
それを後から選択できるようにしました。
FPGA上のプッシュSWを長押しすることで、解像度が選択できます。
またRGBコンバータが起動した時(デフォルト)は、640x480 で起動します。
デフォルトを 1280x1024 にしたい時は、FPGAボードの pin104 をGNDに落として下さい。
隣のピンがGNDなので、ショートピンを繋ぐことで、デフォルトが変更されます。
2)初代機対応
初代機をRGB出力が出来るようになります。
ただし、追加で別回路(別基板)と、現在のRGBコンバータの回路の
一部変更が必要になります。
初代機を映さないのであれば、改造などは必要ありません。
具体的な内容に関しては、後日掲載します。
3)色にじみモードの表示回路の一部修正
4)外付けRAMとのタイミングの修正
以下は前バージョンから同じ文言です。
怪しいCycloneIIのみのリリースとなります。
怪しいCycloneIIボードが、1と2の二つありますが、73ピンのパワーオンリセットの回路のみが違うものがあります。
ボード1:電源投入時、L→H
ボード2:電源投入時、H→L
基板の裏をよーく見るとわかるんですが、面倒な場合はどちらか動く方を使用して下さい。
(リセットが違うので、別バージョンのものを書き込むと、ボタンを押してもLEDが点灯しません)
・使い方
ボードに電源を供給して、mk2/66/mk2SR/66SRを起動すると、普通に表示されます。
mk2SR/66SR使用時は、クロック出力を3.58MHzの方にして下さい(普通はこちらになっています)。
・怪しいCycloneIIボード版
ボード上のプッシュスイッチを押すと、にじみが出せます。
プッシュスイッチを押す毎に、にじみなし→赤青→青赤→桃緑→緑桃→にじみなし、となります。
2022年02月03日
初代機のRGBコンバータ(1)
うちの環境では、初代機をモニタに映す時にはビデオ出力を使っているのですが、
かなり汚い状態でした。
下のような状態です。

スクリーン1で小文字のmを画面一面に出した所。つぶれて読めません。

オレンジ系の色で同じように小文字のmを画面一面に出した所。

スクリーン2で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙(それぞれの色の間に黒)を表示した所。
色の区別がつかなかったり、二重だったり。

スクリーン3で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙を表示した所。
そのため、前から初代機のRGB出力を試していました。
いろいろと試していましたが、だいぶまともに表示できるようになりました。
回路は、P6内部に載せる基板と、外部の基板とに分けています。

P6内部に載せる基板。コンパレータが7個で構成されています。
使用する信号は、RFモジュレータの入力端子から取ります。

P6内部に搭載した所。RS-232Cボードを載せる部分に搭載します。

外部の基板。mk2以降用のRGBコンバータを流用します。
改造部分は、ダンピング抵抗を入れたことと、入力信号を1ピン追加しています。
1ピン増えちゃったので、DIN8ピンは使えないので、DSUB-9ピンを使っています。
回路図などはまだ変更する予定があるので、今回は公開しません。
以下、実際にモニタに映したものを撮ったものです。
エミュレータの出力に見えますが。

起動した所。

スクリーン1で小文字のmを画面一面に出した所。

オレンジ系の色で同じように小文字のmを画面一面に出した所。

スクリーン1の色反転。

スクリーン1のオレンジ系の色反転。

スクリーン2で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙(それぞれの色の間に黒)を表示した所。

スクリーン3で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙を表示した所。

ベルーガを起動しました。

ベルーガタイトル(スクリーン3)。

ベルーガタイトル(スクリーン4で色付きモード)。

ジャン狂を動かした所。
このソフトは、初代機ではボーダーに縞模様が出るようにプログラムされています。

エフォームンを動かした所。
このソフトは、スクリーン3(点数部分)とスクリーン4(ゲーム部分)が混在しています。

エフォームンを動かした所。
スクリーン4(ゲーム部分)を色付きモードにしました。星がきれい。
写真では分かりませんが、たまに色がチラついたりしています。
技術的な話は、また後日。
かなり汚い状態でした。
下のような状態です。

スクリーン1で小文字のmを画面一面に出した所。つぶれて読めません。

オレンジ系の色で同じように小文字のmを画面一面に出した所。

スクリーン2で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙(それぞれの色の間に黒)を表示した所。
色の区別がつかなかったり、二重だったり。

スクリーン3で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙を表示した所。
そのため、前から初代機のRGB出力を試していました。
いろいろと試していましたが、だいぶまともに表示できるようになりました。
回路は、P6内部に載せる基板と、外部の基板とに分けています。

P6内部に載せる基板。コンパレータが7個で構成されています。
使用する信号は、RFモジュレータの入力端子から取ります。

P6内部に搭載した所。RS-232Cボードを載せる部分に搭載します。

外部の基板。mk2以降用のRGBコンバータを流用します。
改造部分は、ダンピング抵抗を入れたことと、入力信号を1ピン追加しています。
1ピン増えちゃったので、DIN8ピンは使えないので、DSUB-9ピンを使っています。
回路図などはまだ変更する予定があるので、今回は公開しません。
以下、実際にモニタに映したものを撮ったものです。
エミュレータの出力に見えますが。

起動した所。

スクリーン1で小文字のmを画面一面に出した所。

オレンジ系の色で同じように小文字のmを画面一面に出した所。

スクリーン1の色反転。

スクリーン1のオレンジ系の色反転。

スクリーン2で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙(それぞれの色の間に黒)を表示した所。

スクリーン3で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙を表示した所。

ベルーガを起動しました。

ベルーガタイトル(スクリーン3)。

ベルーガタイトル(スクリーン4で色付きモード)。

ジャン狂を動かした所。
このソフトは、初代機ではボーダーに縞模様が出るようにプログラムされています。

エフォームンを動かした所。
このソフトは、スクリーン3(点数部分)とスクリーン4(ゲーム部分)が混在しています。

エフォームンを動かした所。
スクリーン4(ゲーム部分)を色付きモードにしました。星がきれい。
写真では分かりませんが、たまに色がチラついたりしています。
技術的な話は、また後日。
2021年10月17日
SD6031Airファームウエアリリース(ver1.25)
SD6031Air用のファームウエア(ver1.25)をリリースします。
注)SD6031/SD6031WIFには使用できません。
AVR hexファイル:SD6031AR_211017.zip
・Ver1.23→Ver1.25変更点
mk2SR/66SRでドライブを1Dに固定するモードを追加
mk2SR/66SRでドライブを1Dに固定するのは、mk2SR+PC-6031 などを想定しています。
1D固定モードにするには、SDカードのd1フォルダに、 1D.1D というファイル名のファイルを格納します(内容は何でもよく、0バイトのファイルで構いません)
1D.1D のファイルを格納して、mk2SR/66SRをリセットすると、起動時に1Dドライブ固定になります。ただし、起動時間が少し長くなります。
sd6031AR.hex は AVR用ファームです。AVRに書き込んで下さい。
ファームウエアのアップデートの方法は以下の通りです。
(アップデートは自己責任で行って下さい。アップデート、アップデート後の問題についても責任は負えませんので)。
1)適当なSD/SDHCカードを用意する。出来れば中身が入っていないのがいい。
2)SD/SDHCカードのルートに、SD6031AR.hex をコピーする。
3)SD6031Air の電源を切る。さらに P6 から抜いておく。
4)SD/SDHCカードをSD6031Airに挿入する。
5)SD6031Air の電源を入れる。
6)ファームウエアのアップデートが行われ、LEDが2回点滅する(電源を入れてからすぐに完了します)。
7)LEDが2回点滅しない場合は、再度電源OFF、ONしてみて下さい。
8)ファームウエアのアップデートが完了したら、忘れずに、SD/SDHCカード上のSD6031AR.hex を消しておく。
注)SD6031/SD6031WIFには使用できません。
AVR hexファイル:SD6031AR_211017.zip
・Ver1.23→Ver1.25変更点
mk2SR/66SRでドライブを1Dに固定するモードを追加
mk2SR/66SRでドライブを1Dに固定するのは、mk2SR+PC-6031 などを想定しています。
1D固定モードにするには、SDカードのd1フォルダに、 1D.1D というファイル名のファイルを格納します(内容は何でもよく、0バイトのファイルで構いません)
1D.1D のファイルを格納して、mk2SR/66SRをリセットすると、起動時に1Dドライブ固定になります。ただし、起動時間が少し長くなります。
sd6031AR.hex は AVR用ファームです。AVRに書き込んで下さい。
ファームウエアのアップデートの方法は以下の通りです。
(アップデートは自己責任で行って下さい。アップデート、アップデート後の問題についても責任は負えませんので)。
1)適当なSD/SDHCカードを用意する。出来れば中身が入っていないのがいい。
2)SD/SDHCカードのルートに、SD6031AR.hex をコピーする。
3)SD6031Air の電源を切る。さらに P6 から抜いておく。
4)SD/SDHCカードをSD6031Airに挿入する。
5)SD6031Air の電源を入れる。
6)ファームウエアのアップデートが行われ、LEDが2回点滅する(電源を入れてからすぐに完了します)。
7)LEDが2回点滅しない場合は、再度電源OFF、ONしてみて下さい。
8)ファームウエアのアップデートが完了したら、忘れずに、SD/SDHCカード上のSD6031AR.hex を消しておく。
SD6031ファームウエアリリース(ver1.25)
SD6031/SD6031WIF用のファームウエア(ver1.25)をリリースします。
注)SD6031Airには使用できません。
AVR hexファイル:SD6031_211017.zip
・Ver1.23→Ver1.25変更点
mk2SR/66SRでドライブを1Dに固定するモードを追加
mk2SR/66SRでドライブを1Dに固定するのは、mk2SR+PC-6031 などを想定しています。
1D固定モードにするには、SDカードのd1フォルダに、 1D.1D というファイル名のファイルを格納します(内容は何でもよく、0バイトのファイルで構いません)
1D.1D のファイルを格納して、mk2SR/66SRをリセットすると、起動時に1Dドライブ固定になります。ただし、起動時間が少し長くなります。
sd6031.hex は AVR用ファームです。AVRに書き込んで下さい。
注)SD6031Airには使用できません。
AVR hexファイル:SD6031_211017.zip
・Ver1.23→Ver1.25変更点
mk2SR/66SRでドライブを1Dに固定するモードを追加
mk2SR/66SRでドライブを1Dに固定するのは、mk2SR+PC-6031 などを想定しています。
1D固定モードにするには、SDカードのd1フォルダに、 1D.1D というファイル名のファイルを格納します(内容は何でもよく、0バイトのファイルで構いません)
1D.1D のファイルを格納して、mk2SR/66SRをリセットすると、起動時に1Dドライブ固定になります。ただし、起動時間が少し長くなります。
sd6031.hex は AVR用ファームです。AVRに書き込んで下さい。