2014年03月15日

実機の修理について(2)

  実際の体験談です。

  注意)あくまで成功例です。当然失敗する事もあります。


1)PC-6601SR

  66SRの回路図を起こしている際、キーボードを含む、全部の基板を外して確認していました。

  回路図が完成した後、元通りに組み立てるとちゃんと動作していたんですが、なぜかキーボードを認識しなくなりました。
  カールコードを別の物に変更してもダメ、電池駆動にして赤外線にしてもダメでした。

  ちゃんと認識する場合は、キーボードを押した時に、本体の『STAND BY』の LED が一瞬点灯するんですが、全く点灯しなくなっていました。


  赤外線を受信しているサブ基板が結構ボロかったのと、一度落としてサブ基板上の『TIMER』のプッシュスイッチを破壊してしまいました。

  プッシュスイッチは何とか直したんですが、復旧せず。
  仕方なくサブ基板の半田付けをすべて付け直しました。でも復旧せず。

  キーボードの方の基板の半田付けを付け直そうかと思って、キーボードを見てみると、『PC/テレビ』のボタンが押し込まれた状態に...


  元に戻してPC側にしたら、問題なく動作しました(^^;


2)SHARPの液晶TV

  ある日突然、画面が真っ暗のまま動作しなくなりました。
  画面をよーく見ると、画面は写っているようで、バックライトだけが光っていないようでした。

  分解してもよく分からなかったので、バックライトを制御している基板を見ると、最近の設計らしく、面実装の部品がほとんど。

  全部、半田付けをし直すと復旧!


  面実装が増えている最近の基板では、このテの故障が増えているんじゃないかと思います。




posted by えすび at 12:25| Comment(1) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

実機の修理について

  P6系 は既に30年ほど経っているために、いろいろな箇所が故障する場合があります。また、オークションで入手した場合でも、動作していないケースが多いです。

  他のHPでも書かれていますが、修理するポイントをまとめてみました。


  注意)この通りにしても、動作しない場合もあります。ひどくなる場合もあります。当方は責任を持てません。
  注意)修理には、最低限の知識と半田付けの技術は必要です。


 1)タンタルコンデンサの劣化

  一番有名な事例で、P6系の場合はこれが多いです。

  タンタルコンデンサは故障した場合、両端がショートした状態になります(故障モードがショート)。このため、電源とGND間に入れられているパスコンに使われているタンタルコンデンサが故障すると、ショート状態となって電源が入らないという状態になります。

  テスターで両端を測ると、抵抗値が0〜数オームになっていますので、発見は割と容易です。

  修理は、同等のものとの交換になります。個人的には、電源ラインに入っているタンタルコンデンサは、同等の電解コンデンサに変えた方がいいと思います。


 2)電解コンデンサの劣化

  電解コンデンサも劣化して故障します。

  故障した場合、ショートにはならずに容量がなくなります(故障モードがオープン)。中の電解液が漏れる場合があり、この場合は周辺の基板や部品を腐食することがあります。

  問題のコンデンサを見つける事は割と困難です。液漏れをしている、膨れている、変色している、などの外見で判断します。

  ただ、電解コンデンサが容量抜けした場合でも、大抵のデジタル回路ではあまり問題になりません。電源回路やRFコンバータなどは、容量抜けで動作しない事があります。

  修理は、同等のものとの交換になります。


 3)半田付けが外れる

  基板に実装されている部品の半田付けの部分が外れる場合があります。いわゆる「イモ半田」状態になります。

  これは、基板と部品が熱サイクルによって伸び縮みする際に、膨張率が違うために基板が反った状態になり、半田付け部分に力が加わる事によります。
  また、拡張コネクタなどの外部から力が加えられる部分でも、同様の現象が起きます。

  特に表面実装の部品では、この力に弱いです。

  問題の箇所を特定する事は非常に困難です。

  修理としては、全部の箇所の半田付けをし直す事です。まず、面実装のLSI、拡張コネクタとその付近の部品、66SRのキーボードコネクタ、などから行うといいでしょう。


 4)機械部分が故障する

  タンタル、電解コンデンサ以外の電子部品は、あまり故障することはありません。電子的な故障ではなく、機械的な故障の方が、発生しやすいようです。

  発生箇所としては、基板とサブ基板をつなぐようなコネクタ、ICソケットとIC間、半固定抵抗、などの機械的接点がある箇所です。また、トリマコンデンサなどのように、接触してはいけないものが接触する場合もあります。

  修理としては、コネクタやICソケットなどを全て挿し直します。この際ちゃんと接触しているかどうかを意識しておきます。
  また、半固定抵抗やトリマコンデンサなどは、同等のものとの交換になります。


 5)動作するものと交換する

  電源回路は、素人では故障箇所が見つけにくいと思います。私も分かりません...

  幸い、現代パソコン用の電源でも代用できるため、それと交換してみるのもテです。


  特定のモジュールや部品は、他のP6から持ってくる事も可能です。

  キーボード:初代、mk2、66、mk2SRで共通に使用可能
  RFモジュレータ:mk2、66で、共通に使用可能
  電源回路:mk2、mk2SRで共通に使用可能。66のものをmk2、mk2SRで使用可能。

  CPU:全てで共通に使用可能
  サブCPU:初代、mk2、66、mk2SRで共通に使用可能(多分)。
  8255:全てで共通に使用可能
  PSG:初代、mk2、66で共通に使用可能。
  OPN:mk2SR、66SRで共通に使用可能。

  カスタムLSI:同じ型番のものは、共通で使用可能。


  注意)正常動作している機械からモジュール・部品を持ってきて、それを元に戻しても、正常動作していた機械が動作しなくなる可能性があります。
posted by えすび at 09:32| Comment(1) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月04日

ブログの移行について

  ブログを移行してからの弊害です。

  見直したんでしたが、画像の貼り付けのリンクがおかしい箇所があるようです。
  ブログ移行は自動だったので、移行のプログラムに問題があったようです。


  全部見直す必要があるので、修正に少々時間を下さい。(げんなりしますが...)
posted by えすび at 18:24| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする