2022年02月03日

初代機のRGBコンバータ(1)

  うちの環境では、初代機をモニタに映す時にはビデオ出力を使っているのですが、
 かなり汚い状態でした。

  下のような状態です。


220203_01_ビデオ出力1.jpg
  スクリーン1で小文字のmを画面一面に出した所。つぶれて読めません。


220203_01_ビデオ出力2.jpg
  オレンジ系の色で同じように小文字のmを画面一面に出した所。


220203_01_ビデオ出力3.jpg
  スクリーン2で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙(それぞれの色の間に黒)を表示した所。
  色の区別がつかなかったり、二重だったり。


220203_01_ビデオ出力4.jpg
  スクリーン3で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙を表示した所。


  そのため、前から初代機のRGB出力を試していました。
  いろいろと試していましたが、だいぶまともに表示できるようになりました。


  回路は、P6内部に載せる基板と、外部の基板とに分けています。


220203_01_初代機用RGBコンバータ基板1.jpg
  P6内部に載せる基板。コンパレータが7個で構成されています。
  使用する信号は、RFモジュレータの入力端子から取ります。


220203_01_初代機用RGBコンバータ基板1_2.jpg
  P6内部に搭載した所。RS-232Cボードを載せる部分に搭載します。


220203_01_初代機用RGBコンバータ基板2.jpg
  外部の基板。mk2以降用のRGBコンバータを流用します。
  改造部分は、ダンピング抵抗を入れたことと、入力信号を1ピン追加しています。
  1ピン増えちゃったので、DIN8ピンは使えないので、DSUB-9ピンを使っています。


  回路図などはまだ変更する予定があるので、今回は公開しません。


  以下、実際にモニタに映したものを撮ったものです。
  エミュレータの出力に見えますが。


220203_01_RGBコンバータ出力1.jpg
  起動した所。

220203_01_RGBコンバータ出力2.jpg
  スクリーン1で小文字のmを画面一面に出した所。

220203_01_RGBコンバータ出力3.jpg
  オレンジ系の色で同じように小文字のmを画面一面に出した所。

220203_01_RGBコンバータ出力4.jpg
  スクリーン1の色反転。

220203_01_RGBコンバータ出力5.jpg
  スクリーン1のオレンジ系の色反転。

220203_01_RGBコンバータ出力6.jpg
  スクリーン2で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙(それぞれの色の間に黒)を表示した所。

220203_01_RGBコンバータ出力7.jpg
  スクリーン3で、緑、黄、青、赤、白、水色、紫、橙を表示した所。

220203_01_RGBコンバータ出力8.jpg
  ベルーガを起動しました。

220203_01_RGBコンバータ出力9.jpg
  ベルーガタイトル(スクリーン3)。

220203_01_RGBコンバータ出力10.jpg
  ベルーガタイトル(スクリーン4で色付きモード)。

220203_01_RGBコンバータ出力11.jpg
  ジャン狂を動かした所。
  このソフトは、初代機ではボーダーに縞模様が出るようにプログラムされています。

220203_01_RGBコンバータ出力12.jpg
  エフォームンを動かした所。
  このソフトは、スクリーン3(点数部分)とスクリーン4(ゲーム部分)が混在しています。

220203_01_RGBコンバータ出力13.jpg
  エフォームンを動かした所。
  スクリーン4(ゲーム部分)を色付きモードにしました。星がきれい。


  写真では分かりませんが、たまに色がチラついたりしています。


  技術的な話は、また後日。



posted by えすび at 21:43| Comment(2) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする