2011年09月28日

PC-6001の回路図の解析(3)

 (回路図が手元にあることを前提に書いています)

・μPD8255、μPD8049周辺(サブ・ブロック右側)

 μPD8255の入力側は、怪しいNANDのRSラッチの出力(実は『μPD8049が割り込みを起こしましたよ』信号)がアクティブでない場合は、通常のアクセス(アドレス=9xHのI/Oへのリードライトアクセス)をする。
 アクティブの場合は、強制的にA1='L'、A0='L'、CSN='L'として、RDNをINTACKNにしている。
これで、Z80が割り込みを認識した時に返してくるM1N='L'とIORQ='L'のパルスを用いて、8255からの読み出しを行っているようである。

 μPD8255の出力側は、ポートBとポートCのbit0がプリンタポートで、後ろのバッファがついているため、出力しか出来ない。
 ポートAは、μPD8049との通信用、ポートCのbit7〜3も、μPD8049である。

 ネットでいろいろ調べると、ポートA、ボートCのbit7〜3は、8255のmode2を使っているらしい。

 ここで図面に間違いを発見。ポートCの3,4,6,7 がμPD8049につながれているようだが、線が3本しか書かれていない。どのポートがどこにつながっているのか?PC3がつながれていないように見えるが、確証は取れず。保留。

 ポートCのbit1は、CRTKILLNで、6847のDMA転送の禁止(正確には、BUSRQNを禁止する)。

 ポートCのbit2は、CGSWNで、キャラクタROMのチップセレクトとなっている。

 ポートCのbit2〜0のアクセスは、8255の「Single Bit/Reset」を使う。アドレス 90H〜93H が8255のI/O空間で、93Hは制御用のアドレスになる。

 そのため、おなじみの(?) OUT &H93,2 は、ポートCのbit1 を 'L'にする(CRTKILLN を 'L'にする)コマンド、OUT &H93,4 は、ポートCのbit2 を 'L'にする(CSGWM を 'L'にする→6000Hからのバンクを変更する)コマンドとなる。


 μPD8049のポート1は出力専門、ポート2は入力専門となっている。入力が2ビット足りなかったのか、セレクタで切り替えて使用している。

 ポート1のbit3-0はBCDデコーダの後、キーマトリックスのY方向に出力している。そのキーマトリックスのX方向からの入力8本がそのままポート2に入ってくる(セレクタがキーマトリックス側の場合)。

 ポート1のbit4は、入力セレクタの切り替え信号で、'L'の場合、ポート2のbit3にカセットからの入力が、bit1にRS-232CからのRxRDYが入力される。

 ポート1のbit5はカセットへの出力。

 ポート1のbit6はキーマトリックスへの出力(多分、かなキーのLEDの点灯用)。

 ポート1のbit7は、割り込み発生を通知する信号で、怪しいNANDのRSラッチへ出力されている。


posted by えすび at 15:52| Comment(0) | P6解析:回路全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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