2012年06月30日

P6修理(3)

  やっとキーボードの修理が出来ました。


  PC-6001mkII/PC-6601 のキーボードはどうも劣化しやすいようで、大抵のものがダメになっています。
 (押しても反応がない)

  原因は、キーを押した時に接触する黒い部分(導電ゴム)が、経年変化で抵抗値が大きくなっていることのようです。
  通常は高くても数百Ωなんですが、ダメなものは 10KΩとかになってます。

  これを他のものに変えちゃえば、元通りに使えるようになります。


  最初、代替としてアルミ箔を使ったんですが、アルミ箔だと電気が通り過ぎるのか、微妙なソリが問題なのか、
 チャタリングが発生して使い物になりませんでした(無理やりキャパシタで鈍らせてもダメ)。


  結局、中古のキーボードから導電性のシートを切って、それを代わりにすることでうまく行きました。


  通常のキーボードでは、プラスティックのシートが3枚あります。
  真ん中のは絶縁のもので、上下の2枚が、スイッチの代わりになっている導電性のシートです。

  で、今回使ったのは、キーを押した時に2枚が接触する部分です。

導電シート


  上の緑のシートがキーボードの導電シートの一部、下が必要な黒いところだけを切ったものです。
  この写真では既に切っちゃっていますが、裏に両面テープを貼ってから切った方が、後の作業がラクになります。


  この導電シートを、キーボードのゴムに両面テープで貼り付けて、元に戻せば完成です。

キーボードのゴム

  右が貼る前、左が貼った後です。



  実際に試す人は、いろんな問題が起こる可能性がある事に注意して下さい。最悪、元通りにはなりません。
  当然、各人の責任において行って下さい。


  手順としては、

 1)キーボードを本体から外し、キーボード裏のネジを外して、基板を取り出す。
 2)基板についているスイッチの水色のゴム(STOPとかなキーは黒色)を注意深く外す。
 3)裏に導電シートを両面テープで貼り付ける。
 4)水色のゴムを元通りにはめる。
 5)基板、キーボードを本体に戻す。


  になります。

  ただ、4)が非常に難しいです。

  私はメガネ用のマイナスドライバで押し込みましたが、ゴムに多少のダメージを与えちゃっています。
 (切れたりしているものもあり)






posted by えすび at 23:50| Comment(1) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古い話へのレスで恐縮ですが、最近キーボードを修理したので。

> ただ、4)が非常に難しいです。

スイッチの円周部分をカッターで一回り大きくカットするとスムーズに入るようになります。
2)で外した時点でやるといいですね。ゴムの直径はさらに一回り大きいので、スカスカには
なりません。

根本修理にはスイッチを交換する事ですが、スイッチの足位置が違うので基板の交換も
必要だったりするので面倒でコストがかかります。
キートップ自体はPC-8801前期のキーボード(mkII〜MR/FR)と互換なので(後期(MH/FH〜)
のと互換かは未確認)、スイッチ(ALPS青軸。互換種が現在もあり)は使えますが、キー配置や
マトリクスが違うので基板は別途必要です。
PCBEデータがあるのでそのうち載せます。

PC-98キースイッチとは違うのでキートップごと交換が必要です。
Posted by かかっくん at 2014年10月15日 21:44
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