PC-6001mkII/PC-6601 のキーボードはどうも劣化しやすいようで、大抵のものがダメになっています。
(押しても反応がない)
原因は、キーを押した時に接触する黒い部分(導電ゴム)が、経年変化で抵抗値が大きくなっていることのようです。
通常は高くても数百Ωなんですが、ダメなものは 10KΩとかになってます。
これを他のものに変えちゃえば、元通りに使えるようになります。
最初、代替としてアルミ箔を使ったんですが、アルミ箔だと電気が通り過ぎるのか、微妙なソリが問題なのか、
チャタリングが発生して使い物になりませんでした(無理やりキャパシタで鈍らせてもダメ)。
結局、中古のキーボードから導電性のシートを切って、それを代わりにすることでうまく行きました。
通常のキーボードでは、プラスティックのシートが3枚あります。
真ん中のは絶縁のもので、上下の2枚が、スイッチの代わりになっている導電性のシートです。
で、今回使ったのは、キーを押した時に2枚が接触する部分です。
上の緑のシートがキーボードの導電シートの一部、下が必要な黒いところだけを切ったものです。
この写真では既に切っちゃっていますが、裏に両面テープを貼ってから切った方が、後の作業がラクになります。
この導電シートを、キーボードのゴムに両面テープで貼り付けて、元に戻せば完成です。
右が貼る前、左が貼った後です。
実際に試す人は、いろんな問題が起こる可能性がある事に注意して下さい。最悪、元通りにはなりません。
当然、各人の責任において行って下さい。
手順としては、
1)キーボードを本体から外し、キーボード裏のネジを外して、基板を取り出す。
2)基板についているスイッチの水色のゴム(STOPとかなキーは黒色)を注意深く外す。
3)裏に導電シートを両面テープで貼り付ける。
4)水色のゴムを元通りにはめる。
5)基板、キーボードを本体に戻す。
になります。
ただ、4)が非常に難しいです。
私はメガネ用のマイナスドライバで押し込みましたが、ゴムに多少のダメージを与えちゃっています。
(切れたりしているものもあり)


> ただ、4)が非常に難しいです。
スイッチの円周部分をカッターで一回り大きくカットするとスムーズに入るようになります。
2)で外した時点でやるといいですね。ゴムの直径はさらに一回り大きいので、スカスカには
なりません。
根本修理にはスイッチを交換する事ですが、スイッチの足位置が違うので基板の交換も
必要だったりするので面倒でコストがかかります。
キートップ自体はPC-8801前期のキーボード(mkII〜MR/FR)と互換なので(後期(MH/FH〜)
のと互換かは未確認)、スイッチ(ALPS青軸。互換種が現在もあり)は使えますが、キー配置や
マトリクスが違うので基板は別途必要です。
PCBEデータがあるのでそのうち載せます。
PC-98キースイッチとは違うのでキートップごと交換が必要です。