2012年07月24日

P6修理(4)

  PC-6001mk2 が動かなくなりました。
  以前から電源を入れても、数分は立ち上がらなかったんですが、今日は全然ダメでした。

  電源を入り切りしても白い画面は表示されるんですが、CPU とかサブCPUとかが全然ダメでメニュー画面まで到達しません。

  何気なく電源電圧を測ってみると、5V → 4.5V、12V → 11V となぜか低くなっていました。

  とりあえず PC-6601 の電源を使ってみると、メニューまで立ち上がったので、電源ユニットがおかしいようです。


  電源ユニットを開けてみました。

P6mk2電源


  コンデンサとかを確認するものの、特に変わりなし。外した状態で電圧を測定しましたが、やはり電圧は低いままでした。

  ちなみに、コネクタは写真のようです。

電源コネクタ

  
  端子は、左から -12V、CONT、+12V、GND、+5V で、GND とCONT をショートした時に、電圧が出力されます。
 (写真は、0Ω抵抗でショートしています)


  ユニットの中を見ると、右奥に何かの調整用の半固定抵抗が。

電圧調整用VR


  回して見ると出力電圧が変化します。電圧調整用の半固定抵抗でした(3KΩ)。


  でも、回してみても 5V にはなりません(3V くらいにはなる)。

  もしやと思って、電源を落として、回した時の抵抗値を調べて見ると、1.5KΩ〜3KΩ と明らかにおかしい。

  他の回路の影響の可能性もあるので、外してみて抵抗値を測ってみても、1.5KΩ〜3KΩ と壊れていました。

取り外したVR


  半固定抵抗は、機械部分(接触部分)がありますので、その部分が経年変化でダメになったようです。


  手持ちに同じような部品がなかったので、10KΩのを無理やり付けてみました。

VR交換後


  ちゃんと5V が出るようになり、当然PC-6001mk2 も立ち上がりました(^^)



 ・注意1:修理する場合は自己責任で行って下さい。
 ・注意2:感電にはくれぐれも注意して下さい。電源を切ってもコンデンサに電気が残っている時があります。



posted by えすび at 23:10| Comment(3) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おお、そこも故障原因になる箇所なんですね。

壊れたと思っても、解析できる人は直せてしまう。
そういう人じゃ無いと、レトロ物を扱うのは難しいか…
Posted by Hashi at 2012年07月25日 21:54
>Hashiさん

まあ、趣味ですから(^^;


 コンピュータに限らず、大抵の電気系のモノは、壊れやすい箇所が結構限られてます。

 部品が壊れるって事は殆どなくて(電解コンデンサ、タンタルコンデンサを除く)、大抵は機械系です。

 物理的に壊れるっていうパターンが多いですね。


 以前、液晶テレビが付かなくなった事があって、調べてみたらバックライトを制御しているLSI の半田付け不良でした。
 (何となくそれかなーと思って、表面実装のLSIを半田付けしたら直ったという...)





Posted by えすび at 2012年07月25日 22:50
そういう勘が働くのも、重要ですよね。
テスターである程度原因を追い詰めていくのが、なんか犯人を捕まえるようで面白いです。
Posted by Hashi at 2012年07月25日 23:18
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