2015年11月07日

66SRキーボード修理

  ちょっと前ですが、某氏の66SRのキーボードを修理しました。

  66SRのキーボードは本体と分かれているために、繋いでいるケーブルを挿すコネクタ周りが故障しやすいです。
  大抵はそのコネクタ(本体とキーボードの両方)を半田付けし直すと直ります。

  今回もそれだろうと思っていましたが、違っていました。


  電池ホルダーへのリード線も断線していたので、そこを修理して電池駆動(赤外線通信)にしたのですが、LEDが光りません。
  ちなみに赤外線LEDは肉眼では光っているのが見えません。デジカメなどを通すと光っているのが分かります。


  ちゃんと調べないとダメそうなので、回路図と照らし合わせてダメな部分を確定させました。

pc6601SR_keyboard1.PNG

pc6601SR_keyboard2.PNG


  電池駆動にして、とりあえずサブCPU の uPD80C49HC(IC401:1ページ目左側)から調べました。

  VCC:5V(OK)
  VDD:0V(?)
  RESET:0V(?)


  このキーボードが電池駆動で動作していない時はパワーダウンモードになります。
  その時は VDD は0Vになりますが、通常動作時は 5V になります。

  回路図を見て、さらにちょっと測定した結果、パワーダウンモードから復帰するには、
 キーボードをどれでもいいから押せばいいことが分かりました。

  キーボードをどれか押すと、74HC30(IC402:1ページ目右上)の出力(nNODATA)が "L"→"H" となります。

  この信号(nNODATA)をクロックとしている D-FFの 40H74(IC404:2ページ目右上)が動き、VDDが "L" → "H" となる回路です。


  で、実際の動作ですが...なぜか 40H74 が動作していませんでした。
  ICの足を直接測定していたんですが、入力は全て正しい値を示しているのに、出力が全然動きませんでした。


  理由は分かりませんが 40H74 が壊れているようでした。

  結局、40H74 を手持ちの 74HC74 と交換すると全く問題なく動作しました。


  珍しく汎用のICが壊れた事例です。

posted by えすび at 17:40| Comment(0) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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