2017年04月16日

PCエンジンHuカードの吸出し

  何となく必要に迫られて作りました。

  P6のFDDインタフェースを利用した、PCエンジンのHuカードの吸出しプログラムです。


 注意事項:
  下記の手順に従っても、最悪の場合Huカードが壊れたり、データが消えたりする可能性があります。
  当方では責任を負えませんので、あくまで自己責任で行って下さい。


○必要な環境

 1)PC-6001mk2 or PC-6001mk2SR
   P6用RS-232Cボード
   吸出し用回路(後述)

   パソコン側のRS-232Cが読めるハードウエア環境


 もしくは

 2)PC-6601 or PC-6601SR
   6601/6601SR用フロッピーインタフェース(http://sbeach.seesaa.net/article/387861528.html
   P6用RS-232Cボード
   吸出し用回路(後述)

   パソコン側のRS-232Cが読めるハードウエア環境


吸出し用回路図
170416_01_pce吸出し回路図.PNG



○用意

 1)吸出し用回路を作成する。面倒ですが...

  FDDインタフェースと接続は、出来るだけ短くして、なおかつGNDの線は全部繋いで下さい。
  この辺りで手を抜くと、吸い出したデータが化ける事があります(ずいぶん苦労させられました)。

  Huカードのコネクタが一番入手が困難だと思います。私はPCエンジン実機から取りました。

  また、FDDインタフェースからは電源が取れないので、他に5V電源を用意する必要があります。
  (P6のジョイスティック端子から取るのが一番簡単です)


  ちなみに作るとこんな感じになりました。かなり汚いですが。

170416_01_Huカード吸出し表.jpg

170416_01_Huカード吸出し裏.jpg


 2)必要なソフトウエアを用意する。

  P6用:pceload.zip←これを使用して下さ

い。

  Winパソコン側:
   シリアル通信ソフト Acknowrich(http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/prog/se089304.html
   ROMチェッカー ROM Checker(http://mrchecker.web.fc2.com/



○使い方
 1)それぞれを接続する。ただし吸出し回路の電源SWはOFFにしておく。
 2)Acknowrichを起動し、該当するシリアルデバイスを開く。
 3)P6側の設定に合わせて、ボーレート、パリティなどを設定する。
   例えば、うちの環境だと、P6のボーレートが4800bpsなので、
   Acknowrichの設定は、307200bps、Parity=EVEN、StopBit=1.0、Length=8にしています。
   (307200 = 4800x64)
 4)P6をMODE=5、PAGE=4で起動する。
 5)CLOAD、RUNする。PC-6601/PC-6601SRの場合は、RUNする前に、OUT &HB1,4 を入力して下さい。
 6)まず p を押して、パラメータ設定を行う。
   その後は順に、StopBit=1、Parity=even、Length=8、BautRate=x64 を設定する。
 7)Huカードをコネクタに挿す。
 8)吸出し回路の電源をONにする
 9)Acknowrich のメニューから、編集ーファイル転送を選択し、開いたダイアログの上から4行目の受信オプションにファイル名を入力する。拡張子は〜.pceにする。
 10)受信ボタンを押す。ファイルを生成するフォルダを聞いてくるので、選択するとその後に、受信状態になる。
 11)P6側で、A を押して、Huカードを読み取らせる。ファイルサイズなどは自動で算出されます。
 12)読み込みが終了したら、Acknowrich のダイアログの やめる を押す。
 13)ファイルが生成されているので、そのファイルをROMチェッカーで検査する。
 14)吸出し回路の電源をOFFにしてから、Huカードを抜く。


  ファイルが生成されるが、ROMチェッカーでエラーになるときは、何度か試して下さい。
  Huカードを抜き差ししていないのに、ファイル内容が異なる時は、電源周りが怪しいです。




posted by えすび at 01:37| Comment(6) | HW:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うお、P6でできるんですね。
やってみたいけど、
まずはP6側のRS-232Cあたりを何とかしないとですが(^^ヾ
Posted by すさずま at 2017年04月16日 08:33
ていうか、RS-232Cはここに記事ありましたね。

http://sbeach.seesaa.net/category/22105339-1.html

なかなか敷居が高い。。むぅ
Posted by すさずま at 2017年04月16日 08:44
RS-232Cは、8251を入手するのが最大の問題点かも知れません。
買った事はないんですが、鈴商の通販で売っているようです。

http://suzushoweb.shop-pro.jp/?pid=105216186


66系+フロッピーインタフェースにして、プログラムを変更して、吸い出した結果をFDに落とすのもテです。

私は面倒なのでしませんですが(^^;)

Posted by えすび at 2017年04月16日 10:19
Posted by えすび at 2017年04月16日 10:24
Huカードの吸い出し面白そうだなと思ったら色々と作成しないといけないんですね(^^;;
Huカードの吸い出し環境はあるのでいいのですが、えすびさんのRS-232Cボードは作ってみてもいいかなぁと思ったりもしました…
Posted by ばくてん at 2017年04月16日 11:38
RS-232Cは、P6を使って何かしようとするときには便利なんですが、それ以外はあまり使い道がないですね...

既存のボートとのコンパチを考えないのなら、もっと機能アップしてもいいかと思います。既存の8251の場合だと、バッファが1バイトしかないため、CPUに負荷を掛けすぎですね。
Posted by えすび at 2017年04月16日 13:41
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