RGBコンバータの新しいバージョンを2017年6月5日にリリースしていますが、それについて問題が出てきました。
怪しいCycloneIIの基板が2バージョンある事は以前にここで書いていますが、その内の1版の方の回路に問題があります(私は2版しか持っていなかったので分からなかった)。
外付け回路というより、FPGA基板の方に問題があります。
理由がよく分からないのですが、FPGAの26,27,80,81ピンが、0Ω抵抗を介して電源/GNDに接続されています。そのため、該当ピンを使用する事ができなくなっています。
外付けSRAMを使用した、新しいバージョンのRGBコンバータはこのピンを使っているために、このままでは正常に動作しません。
そのため、該当のFPGAボードを使用している方は、0Ω抵抗の除去を行って下さい。
0Ω抵抗を除去する事に問題はないはずです。
また、元に戻したい場合は、0Ω抵抗があった場所をショートするだけで戻ります。
○手順
1)基板裏を確認します。
こちらが1版の基板です。R1、R2、R9、R10に、0と書かれたチップ抵抗があります。

参考までに、これが2版の基板です。R1、R2、R9、R10と書かれた場所に抵抗はありません。

2)4つの0Ω抵抗を全て外します。不要なので廃棄して構いません。
補足
ピンアサインを変更する事もできるのですが、ばくてんさんの方で基板を起こしていたり、バージョンがさらに複数になるなどの問題が出てくるので、上記対応としています。