2018年06月24日

バックアップ電池の話

  P6月間特別企画(その24)

  レトロパソコンでもかなり悪さをするバックアップ用電池の話です。

  先日、うちの98の中を開けてみたんですが、結構ひどい状態でした。

180624_01_98電池跡.jpg

  下部の白い四角枠に、バックアップ用電池が実装されていました。
  とりあえずニッパーでリード線を切って、電池を除去した時の写真です。

  電池の真下が緑色に変色しているんですが、それ以外にちょっと離れた上の大きなコネクタにまで影響を及ぼしています。
  コネクタが自然に錆びているのではなく、電池の液漏れの影響を受けています(もうちょっと上の方は全く問題ないので)。

  電解コンデンサと違って、液漏れというよりガス漏れっぽいです。


  電池の除去だけでもよかったのですが、ついでなのでスーパーキャパシタに置き換えてみました。

180624_01_スーパーキャパシタ.jpg

  これが置き換えたスーパーキャパシタです。5.5V耐圧の1Fです。
  そのまま置き換えると充電時間が掛かりそうなので、抵抗値を一箇所変更しています。


  さて、本題(?)

  P6シリーズで唯一、PC-6601SRにバックアップ電池が搭載されています。
  ほとんど役に立っていない(^^;)...

  除去だけでもいいと思うのですが、せっかくなのでスーパーキャパシタに置き換えてみました。

  バックアップ電池は、フロントカバーの裏にあります。↓この裏の基板です。

180624_01_66SR電池1.jpg


  基板だけを外したところです。左上の黒いもの(BAT501)が、バックアップ電池です。

180624_01_66SR電池2.jpg


  上の基板の回路図が↓です。

180624_01_buttery.PNG


  回路図の先を描いていませんが、VCCと描いている接続先は、uPD1990(カレンダIC)、uPD80C49HC(サブCPU)などに電源を供給しています。
  詳しくは、↓を参考に。

http://sbeach.seesaa.net/article/387861598.html



  今回変更したのは以下の2箇所
 ・BAT501   → スーパーキャパシタ(5.5V1F)
 ・R501 1.5KΩ → 51Ω

  R501は、充電電池に充電する際に、電流を制限している抵抗です。
  スーパーキャパシタはコンデンサなので、制限抵抗は要らないと思うんですが、コンデンサが空っぽの時に電流がすごく流れそうなので、念の為抵抗を付けています(5Vで51Ωなので、最大で100mA程度)。
  本当は47Ωを付けたかったのですが、手持ちの都合で51Ωです。


  スーパーキャパシタを取り付けた写真です。足の位置が違ったので、リード線などで調整しています。

180624_01_66SR電池3.jpg


  動作チェックなのですが、66SRのBASICのDATA$、TIME$は、なぜかディスクから起動しないと使用できません。
  さらに曜日の設定もできません...と思います(マニュアルがないので...)。


  BASICから日時、曜日を設定するのは面倒なので、TV予約を使うとラクです。

  PC-6601SR WORLDの画面で、F2(TVヨヤク)を押すと、TV予約画面になります。

  TV予約で、現在の日時、曜日や、TV予約が設定できます。


  電源を消して、出来ればコンセントも外して、半日ほど後に確認をして内容が正常なら問題ないかと思います。

  よくわからないのですが、カレンダICの方は1日ほどで止まりますが、サブCPU(TV予約内容)はかなり持ちます(1週間以上)。



posted by えすび at 21:00| Comment(0) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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