2台持っているmk2の内の1台が、動作しなくなりました。
メニュー画面が出ずに、真っ白な状態になります。
最初は電源を疑っていたんですが、特に問題はありませんでした。
もしかしてDRAMの故障か?と思い、CPUの制御線をロジアナで観測してみました。
するとこんな感じでした↓
リセット後、途中まで正常に動作しているようなんですが、途中から変な止まり方をしています。
特に、nRD と nMREQ が "L" で固まっているのが異常です。
nRD とnMREQ の接続先が問題かとも思ったんですが、ちょっと考えにくいです。
止まった部分を拡大すると↓
4MHz クロックが何だか変です。ロジアナのサンプリングが 10MHz なので、若干おかしくなるんですが、それ以上に変な挙動をしています。
クロック発生源を調べてみました。回路は下図の通りです。
16MHz、16MHzの反転、8MHz、4MHz、2MHz を観測したのが↓です。
正常に動作しているような、おかしいような...
2MHz の4クロック分の時間を測ると(A と B の間)、1.020us となっています。
正常の場合は、2us のはずなので、倍速で動いています。
ちなみに正常に動作している mk2 では、↓でした。
どうも水晶発振子が 16MHz ではなくて、32MHz で発振している(オーバートーン)のが元凶のようです。
この辺りの話は、
http://www.nahitech.com/nahitafu/mame/mame1/xtal.html
に詳しく書かれています。
発振に 74LS04 を使っているのがそもそ間違いっぽいんですが、IC を取り換えるのではなくて、水晶発振子を長型ではなく、短型に変更してみました。
手持ちの関係で、15.9744MHz ではなく 16.000MHz を使いましたが、問題なく動作するようになりました。
ちなみに、15.9744MHz という中途半端な数字なのは、RS-232C で使用しているためで、RS-232Cを使用しなければ問題になりません。誤差と考えた場合 1600ppm ぐらいなので、この程度だったら RS-232C で通信するのに問題はないかと思います。
過去に電源電圧が低くなって動作しない個体も、もしかしたら水晶発振子の問題だったのかもしれません。

