2020年05月01日

X68000修理(2)

  X68000修理の続き


4)画面表示周り
 悪い箇所を特定するために、メイン基板、サブ基板、CRT表示基板とATX電源のみにして、本体内部に入れずに繋ぎました。
 メイン基板を段ボール箱の上に置いて、その横に立て掛けるようにサブ基板を置くとうまく接続できました。

 サブ基板の断線個所をさらに見つけていると、画面が真っ暗から縞模様に。

 縞模様の原因をネットで調べても出てきませんでした。ただ、ネットを見ていると気になる情報が。

 それは、X68000の画面モードは特殊だという事です(私はX68初心者です)。

 もしかしてと思って、モニタを調べていると、どうも縞模様はモニタの特性だったようです。
 同期が取れていない状態だったようで、何か変なものが縞模様に映っていたみたいでした。


 モニタを変更すると、正常な(?)真っ暗に戻りました...

 昔は、X68000専用のモニタを持っていたので、特殊だと全然気付かなかったんですねぇ。
 テレビを廃棄するのが有料になるというので、その時にTOWNS用モニタと一緒に捨てちゃいました。


 ロジアナを使って、水平同期、垂直同期信号をモニタしても問題なし。
 Outside X68000 の回路図を参考に、画像を出力しているD/Aコンバータのデジタル入力をサンプリングしてもベタ"L"。

 ということは、CPUがVRAMに対して全然書き込んでいないという事になります。


5)CPU周り
 CPUがどんな動作をしているか、とりあえずロジアナで観察しました。68000は、全然使った事がないので分からないかと思ったんですが...

 アドレス線が全く動いていませんでした。原因は、BR(バスリクエスト)がベタ"L"になっている事でした。

 バスリクエストを出力しているのはカスタムLSI(システムコントローラMESSIAH)で、しかもOutside X68000 の回路図には載っていないLSIです(Outside X68000 には、初代機とXVIしか回路図がない)。

 初代機とXVIの回路図からいろいろ類推した結果、MESSIAH ではいろんな部分のバスリクエストをまとめて、CPUに出力しているようでした。

 そこで MESSIAHに入力されている、バスリクエストっぽい信号を調べていると、ベタ"L"になっている信号がありました。
 それは拡張コネクタから来るバスリクエストでした。

 回路図ではプルアップされているはずですが...あー。


200501_01_メイン基板拡張コネクタ.jpg

 拡張コネクタ側の基板にプルアップ抵抗が実装されていました...


200501_01_メイン基板.jpg

 ↑こんな感じでメイン基板に拡張コネクタの基板を挿すと、CPUがちゃんと動作しているのが確認できました。

 普通、抵抗とコネクタだけの基板を外しても、メイン基板が動作しなくなるなんて考えませんよねぇ(そんな事ない?)


 でもまだ画面は真っ暗のままデス...

 (3)に続きます。

posted by えすび at 15:52| Comment(0) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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