2020年05月02日

X68000修理(3)

  X68000修理の続き


6)画面に表示された
 CPUが動いてから、POWERのLEDが緑の点滅をするようになりました。
 点滅の間隔は2種類あるようですが、なぜ点滅するかは不明のまま。

 X68000を使っている人ならば、ここでピンとくるのですが、何せ初心者なもので...

 CPUをロジアナで観測してもよくわからないし...どうしようかと思って適当にいろいろ触っていました。
 LEDの点滅が関係があるのかと、RESETやINTERRUPTボタンを押したりしていると...

 RESETを押した状態で画面に、「エラーが発生しました。リセットを押して下さい」の表示が(!)

 やっと画面が出たよー。とりあえず画面周りは壊れてなかったよー。

 でも、RESETを離すと、画面は真っ暗に。うーん。


7)正常動作した
 何度か繰り返しても上記の状態のままでしたが、ある日ちょっとだけ手順を変えると、

 普通に「エラーが発生しました。リセットを押して下さい」の表示が(!!)

 原因が判明すると納得の状態でした。


 今まで動作しなかったのは、

 メイン基板+拡張コネクタ+サブ基板+CRT表示基板+ATX電源

 で、ATX電源側で電源のON/OFFをしていましたが、その際、サブ基板の電源(赤いヤツ)はOFFにしていました。


 今回、サブ基板の電源をONにした状態で、ATX電源側で電源をONにすると、正常動作をしました。


 動作としては両方とも正解で、

 サブ基板OFFで、ATX電源ON → X68000の電源OFFのシーケンス
 サブ基板ONで、ATX電源ON → X68000の電源ONのシーケンス

 になるためです。

 だから、サブ基板OFFの時はLEDが緑点滅していたんですね。
 
 こんな事なら、X68000からATX電源のON/OFFが制御できる回路を作ればよかった...とは後からわかる事ですね。


8)バックアップ電池
 FDDドライブなどを戻せば問題なく起動するはずですが、それより前にサブ基板の方のバックアップ電池を何とかします。

 P6SRでは、充電電池をスーパーキャパシタに置き換えました。
 X68000でも同じ処理をしようとしたのですが、後期の機種は充電電池ではなくて、ボタン電池を実装しているようです。

 スーパーキャパシタでは、そんなに持たないので、ボタン電池にする事を検討します。

 例によって、Outside X68000 の回路図を参考にします。
 初代機とXVIのバックアップ回路の部分を書き出すと...


200502_01_初代バックアップ回路.PNG
 初代機バックアップ回路


200502_01_XVIバックアップ回路.PNG
 XVIバックアップ回路

 ACEでも同じような回路になっているはずなので、実機で確認すると、以下のようでした。


200502_01_ACEバックアップ回路.PNG
 ACEバックアップ回路

 これを見る限り、初代機の2SA1015YのエミッタがVCC2に接続されているのは、VCC1の間違いのようですね。
 結局、下図の赤丸の部分にダイオードを挿入すればいいようです。


200502_01_ACEバックアップ回路改.PNG
 ACEバックアップ回路(修正箇所)

 ダイオードは手持ちの適当なものを使いました。そんなに電流が流れるわけでないので、普通のスイッチング用のもので構わないと思います。

 基板上では、以下のようにしました。



200502_01_サブ基板2.jpg
 ACEバックアップ回路(修正前)



200502_01_サブ基板3.jpg
 ACEバックアップ回路(修正後)


 (4)に続きます。

posted by えすび at 17:11| Comment(0) | P6実機:製作・修理・改造など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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