2020年05月05日

X68000用マウスコンバータ

 X68000の話が続きます。


 昨日書いた、マウスのボール問題ですが、結局P6みたいにマウスコンバータを作る事にしました。
 P6でのマウスコンバータの設計資産をそのまま使ったので、かなり簡単に出来ました(設計からデバッグまで1.5日)。

 既に他の人が作っているのがあるのは知っていますが、わざわざ買うのも...というわけです。

 P6と同様に、PS/2マウス→X68000マウスへの変換です。


200505_01_MOUSEX68.PNG


 ソースとHEXファイルです→MOUSEX68.zip

 AVRも全く同じの ATtiny2313 で設計しています。ATtiny2313A でも同じHEXファイルで動作します。

 P6のものと同じように、真ん中ボタンを押すとマウス移動速度が遅くなります(x1、x1/2、x1/4、x1、…)。

 またPS/2のマウスによっては動作しないものがあるので注意して下さい。

 X68000に接続する時は、PS/2マウスをコンバータに接続してから、X68000に接続して下さい。


 X68000のマウスは、いわゆるシリアルマウスです。仕様を調べた結果、以下の通りのようです。

 ・転送速度:4800bps(1ビット当たり208us)
 ・スタート1ビット、ストップ2ビット
 ・データ8ビット、パリティなし

 ・X68000→マウス:出力要求信号(MSCTRL)
 ・マウス→X68000:データ出力(MSDATA)

 ・MSCTRLが、"H"の間は、MSDATA は Hi-Z
 ・MSCTRLが、"H"→"L"になって、400us程度経ってからデータを出力する(LSB先送り)。
 ・データ出力は3バイト。
  1バイト目:bit0:左ボタンの状態(押下中"H")
  1バイト目:bit1:右ボタンの状態(押下中"H")
  1バイト目:bit2-7:"L"
  2バイト目:bit0-7:左右移動量(符号付:右移動時が正)
  3バイト目:bit0-7:上下移動量(符号付:下移動時が正)


  製作で一番問題なのは、X68000に挿し込むための、mini DIN5ピンのプラグが入手困難なことです。
  私自身はたまたま持っていたんですが、もったいないので(^^;) miniDIN6ピンを加工してmini DIN5ピンにしました。
  miniDIN6ピンは、PS/2マウスで使われているプラグなので、入手性はいいと思います。

200505_01_miniDIN_1.jpg

  ↑見づらいですが、プラグの種類によっては、真ん中の棒の太さが若干ちがいます。細いほうが加工がしやすいです。


200505_01_miniDIN_2.jpg

  ↑これまた見づらいですが、矢印で指している部分を加工します。
  右下のピンを一つ根元から切り、真ん中の棒の上半分くらいを切断します。

  そのままでは加工ができないので、外側のプラスティックの部分から出す必要があります。

  また、miniDIN6ピンの新品のプラグが入手できれば、それから加工するのがテだと思います。
  共立電子→https://eleshop.jp/shop/g/g61F14A/


  完成したものも載せておきます。

200505_01_X68000用マウスコンバータ_2.jpg

200505_01_X68000用マウスコンバータ_1.jpg


posted by えすび at 22:49| Comment(1) | HW:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。どのコンパイラを使用しましたか?
Posted by ダン at 2025年10月06日 21:52
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