2022年03月13日

RGBコンバータ(19)(初代機用実装について1)

  RGBコンバータ(19)(本体側実装)

  RGBコンバータの初代機用実装について、私が行った方法を紹介します。


  まず、初代機用RGBコンバータ回路図(本体側)を組み立てます。

  初代機用RGBコンバータ基板(本体側)
220313_01_初代機用RGBコンバータ基板(本体側).jpg


  基板を継ぎ足していますが、大きいサイズの基板がたまたまなかっただけです。
  この基板をRS-232Cボードの部分に装着します。

  基板は、本体内にネジ止めします。ネジが1か所のため、RS-232Cのコネクタ用の穴に基板サイズをぴったり合わせないと、使っている時にぐらつきます。

  実際に装着したのがこちら。


  コンバータ基板装着(本体内部)
220313_01_コンバータ基板装着1.jpg


  下側のネジ1本で本体に固定しています。


  コンバータ基板装着(コネクタ側)
220313_01_コンバータ基板装着2.jpg


  コネクタの穴と、基板の横幅がぴったり合っています。これで使っている時もぐらつきません。

  この基板に入力する信号線ですが、初代機の基板の裏のRFコンバータの足に直接はんだ付けして引き出す必要があります。



  初代機の基板を取り出すには、以下のように行うといいでしょう。


  !!!!!注意!!!!!
  作業時に、感電のおそれがあります。
  初代機は電源ユニットがむき出しです。さらに電源スイッチもむき出しです。
  作業する時は必ずコンセントを抜いて、電源を切って、少し時間をおいてから作業して下さい。
  自己責任でお願いします。

 1)本体裏のネジを外します(5か所)
 2)本体の上蓋を外し、スピーカーのコネクタを外します。
 3)キーボードのコネクタを外し、キーボードを外します。

 4)本体内の金属板のネジを外します(6か所)。
   右上のネジは、電源スイッチの下にあるので、電源スイッチを上にずらして外す必要があります。
 5)右のトランス(大きい金属の円筒)を止めているネジを外します(4か所)。
 6)電源ユニットのコネクタを外します(3か所)。他のコネクタは外さないようにして下さい。

 4)5)6)は以下の写真を参考にして下さい。
 4)の6か所は赤矢印、5)の4か所は紫矢印、6)の3か所は緑矢印で示しています。

  本体内部1
220313_01_本体内部1.jpg


 7)金属板を上に動かすと、電源ユニットごと外れて、下の基板が外れるようになります。
   このまま基板だけを抜き取ります。

  本体内部2
220313_01_本体内部2.jpg

 8)基板を裏向けて、RFモジュレータの足から、信号を取り出します。

   RFモジュレータの足は、上から

   +12V、+5V、-5V、GND、3.58MHz、B-Y、CHB、R-Y、Y

   です。今回は、+12V と CHB は使っていません。

  信号取り出し1
220313_01_信号取り出し1.jpg


 9)基板を元の位置に戻します。プリンタのクリップやボリュームが引っ掛かるので注意が必要です。

  取り出した信号線が基板の左から出すといいでしょう。

  信号取り出し2
220313_01_信号取り出し2.jpg


 10)後は、金属板を元の位置に戻して、逆の手順で組み立てて下さい。
posted by えすび at 22:03| Comment(0) | HW:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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