RGBコンバータの初代機用実装について、私が行った方法を紹介します、の続きです。
外付け側も回路図を実装すればいいのですが、mk2/SR用のFPGAコンバータの基板をベースに改造しました。
!!!注意!!!
改造した結果、元の回路や今の回路が動かなくなるかもしれません。
自己責任でお願いします。
FPGAコンバータ改造箇所
順を追って説明します。
1)74LCX245の2ピンをFPGAボードの4ピンに接続する
入力信号を1本増やすためのものです。
2)74LCX245の18ピンがGNDにつながっているので、それをカットする。
入力信号を1本増やすためのものです。
3)74LCX245の18ピンを 1KΩ でプルダウンする。
mk2/SR用で使用する際に、入力オープンになるのを防ぐものです。
4)74LCX245の11〜18ピンに、本体側からの信号を入力すれば完了です。
4)を実現するために、別にコネクタを設けても構わないのですが、今回は既に実装されている、DIN8PINの部分を改造して、信号を9本通すという無茶をしてみました。ピン数が足りないので、DIN8PINのケースも使用しています。
改造方法は以下の通りです。
1)FPGAコンバータのDIN8PINを外す。
これが結構大変です。以下のようにしましたが、コツと慣れが必要です。
・100Wのはんだごてを使う。
・ハンダ付け部分にハンダを盛る。
・コネクタの複数のピンを温める。
・コネクタと基板にドライバーを差し込んで、徐々に抜く。
2)DIN8PINの2ピンがGNDに接続されているので、それをカットする。
基板の表と裏の両方にあるので、両方ともカットする必要があります。
あと、この改造をした場合、通常のmk2/SRで使用しているケーブルも
・線を1本追加して DIN8PIN のケース同士を接続する
・2ピンをDIN8PIN のケースに接続する
のいずれかの加工が必要になります。
初代機からの出力がDIN8PINで出せれば、ケーブルも含めて完全に共用できたんですが、穴のサイズが小さかったので、DIN8PIN が使えませんでした。