2022年03月13日

RGBコンバータ(20)(初代機用実装について2)

  RGBコンバータ(20)(外付け側実装)

  RGBコンバータの初代機用実装について、私が行った方法を紹介します、の続きです。


  外付け側も回路図を実装すればいいのですが、mk2/SR用のFPGAコンバータの基板をベースに改造しました。


  !!!注意!!!
  改造した結果、元の回路や今の回路が動かなくなるかもしれません。
  自己責任でお願いします。


  FPGAコンバータ改造箇所
220313_02_FPGAコンバータ改造箇所.PNG



  順を追って説明します。

 1)74LCX245の2ピンをFPGAボードの4ピンに接続する
   入力信号を1本増やすためのものです。

 2)74LCX245の18ピンがGNDにつながっているので、それをカットする。
   入力信号を1本増やすためのものです。

 3)74LCX245の18ピンを 1KΩ でプルダウンする。
   mk2/SR用で使用する際に、入力オープンになるのを防ぐものです。

 4)74LCX245の11〜18ピンに、本体側からの信号を入力すれば完了です。


 4)を実現するために、別にコネクタを設けても構わないのですが、今回は既に実装されている、DIN8PINの部分を改造して、信号を9本通すという無茶をしてみました。ピン数が足りないので、DIN8PINのケースも使用しています。

  改造方法は以下の通りです。

 1)FPGAコンバータのDIN8PINを外す。
   これが結構大変です。以下のようにしましたが、コツと慣れが必要です。
  ・100Wのはんだごてを使う。
  ・ハンダ付け部分にハンダを盛る。
  ・コネクタの複数のピンを温める。
  ・コネクタと基板にドライバーを差し込んで、徐々に抜く。

 2)DIN8PINの2ピンがGNDに接続されているので、それをカットする。
  基板の表と裏の両方にあるので、両方ともカットする必要があります。


  あと、この改造をした場合、通常のmk2/SRで使用しているケーブルも

 ・線を1本追加して DIN8PIN のケース同士を接続する
 ・2ピンをDIN8PIN のケースに接続する

 のいずれかの加工が必要になります。



  初代機からの出力がDIN8PINで出せれば、ケーブルも含めて完全に共用できたんですが、穴のサイズが小さかったので、DIN8PIN が使えませんでした。


posted by えすび at 22:05| Comment(0) | HW:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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